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実体験レポートービタミンC(2)

ビタミンCを体内で作れないのは、人、チンパンジー、ゴリラ、オラウータンなどの霊長類や鳥類の一部くらいで、多くの動物はビタミンCを自力で作り出すことができます。体の酸化を防ぎお肌を美しく保つために欠かせないビタミンCを自力で作ることができなくなったなんて、進化を逆走しているんじゃないと思われるかもしれませんね。霊長類は替わりにビタミンCより数倍も抗酸化作用を持ったある物質体内の抗酸化物質として蓄えるようになりました。よかったよかったのはずですが、ある物質とはあの『尿酸』なのです。尿酸って、プリン体を摂りすぎると増えてきて、痛風を引き起こす悪玉じゃないと思われるかもしれません。実は、尿酸には通風を引き起こす悪玉と抗酸化物質としての善玉の2つの顔があるのです。

血中尿酸値の正常範囲は7.0mg/dl以下で、この値を超えると、ビールの飲みすぎ!このままだと通風になるぞ!!と医者におどされます。下げることばかり強調されていますが、尿酸値が低すぎるのも問題なのではと最近の研究で指摘されるようになっています。
何故って、尿酸は強力な抗酸化物質なのですから。低すぎると認知症になりやすくなるのではないかと言われるようになっています。ここらあたりの話は改めてお話したいと思います。

NIH(アメリカ国立衛生研究所)のサイトを覗いてみると、ビタミンCは、抗酸化物質としての役割を持つほか、体内でのコラーゲン、L-カルニチンや特定の神経伝達物質の合成に必須なものと説明されています。L-カルニチンて何?という方が多いかと思いますが、L-カルニチンは脂肪酸代謝に欠かせないもので、脂肪の燃焼を促進します。


DHC カルニチン 60日分 300粒

昨日、今が旬の蓮根のきんぴらを食べました。季節を感じつつ、蓮根の成分表を見てみると、ビタミンC、ムチン、ポリフェノール、ミネラルが豊富なんですね。旬の食材の栄養成分と私でもできる簡単な調理法も載せたいななあと思っています。どんどん収拾がつかなくなっていきそうですが、頭を整理しながら少しずつ発信していきます。

実体験レポート-ビタミンC(1)

下を向いて作業していて、ちょっと顔を上げたらザーとヘルメットにたまった汗が顔を伝う。そんなガテン系のエンジニアでした。そんな32歳の春。あせも???が胸の真ん中に出現。汗っかきなので、ちゃんとシャワーをあびれば治るだろうとその時は思いました。酒を飲むとシャワーも浴びずに寝ることがよくあったので。ところが全然治りません。高級なボディシャンプーにしてもダメ。費用対効果ゼロでじわじわと赤みが広がっていきました。頭をよぎるはそのころ不治の病と報道され始めたあの性病(そう私の32歳ははるか昔のことです)。いやいやそんなことはない、そんなはずはないと自問自答を繰り返していました。いま思うと本当に無知でした。そんなこんなで8月。病院に行く覚悟を決めなければとウジウジ思うようになった矢先、帰宅途中のホームの端にある自動販売機でミルクティーを買おうとしました。出てきたのはCCレモン。苦情を言う気力もなく嫌々飲み干しました(今は大好きです)。そのあくる朝、赤みがわずかですが減っています。
これはもしやと思い実験屋の私はCCレモンを正式に購入し実験開始。結果は数か月のウジウジくよくよが数日であっとゆう間に解決となりました。肌トラブルの原因はビタミンC不足でした。昼は会社で出される弁当、朝、夜は会社の独身寮で食べていたのに。この時より私は自称サプリ研究家です。医学部に入りなおすきっかけにもなりました。

ビタミンC不足は肌トラブルだけではなく免疫力低下、倦怠感、イライラ感もひき起こします。飲みすぎたらマイナスになるサプリもあります。そのようなサプリの効用・副作用について実体験&科学的根拠に基づいて発信していきます。